どんな競技人生を送りたいですか?


いつもお読みいただきありがとうございます。

MIND COREパーソナルコーチング

喜納将克(きな まさかつ)です。

 

このブログでは、アスリートのメンタルが向上する記事をお伝えしています。

 

 

読み進めることで、物事の捉え方が変わったり、何か気づきが生まれるヒントが生まれるかもしれません!一緒に学んでいきましょう!

 

 

今回のテーマは『どんな競技人生を送りたいですか?です。

 

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MIND COREでは結果も大事ですが、最高の自分になる為のベストを尽くすことが成功だと考えています。その為にも、自分の中で哲学を持っている必要があります。人生哲学を持っている人とは「あなたは、何のために競技を頑張るのか?」「どんな選手になろうとしているか?」など人生における答えのない疑問に、自分なりの答えを出している人です。その人生哲学でも核となる質問が、「どんな競技人生を送りたいですか?」です。自分の競技人生最後の日をイメージした時に、十分やり切った!と思えるためには何が必要なのか。終わりをイメージすることで見えてくる事をお伝えしています。

 

本ブログは、育成年代のアスリートやご両親に読んでいただきたい内容です。

 

 

※ブログの感想や質問をいただけると励みになります。皆様のコメントお持ちしております。

 

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自分の才能・能力を最大限に活かしたい!


 

MIND COREのコンセプトとして、自己成長を促すコーチングを主軸に置いています。

 

アスリートとしての成功とは何かを考えた時に、勝利して結果を残し、地方大会、全国大会、世界大会とレベルを上げていく。アマチュア→プロへ選手としてのキャリアアップ、年収アップなど、成果や結果を出すことが成功とは考えていません。なぜなら、それは全てのアスリートが与えられるものではなく、一握りの選手だけが手にするものだからです。

 

 

そして、世の中には圧倒的に結果を出せないアスリートの方が多いのです。

つまり、成果や結果を成功の定義にしてしまうと、結果を出せないアスリートは競技を続けてきた努力やプロセスが全て意味のないものになってしまいます。 また、その努力の方向性も結果を出す事に向いてしまいます。

 

 

私はそうではなく、結果を追い求める前に「自分のベストを尽くしたか」を意識して欲しいと思っています。

勝負の世界では、自分がベストなプレーをしても、それ以上に相手のパフォーマンスが良くて負けてしまうこともあります。その逆もあって、相手のパフォーマンスが 悪くて勝つこともあるのです。

 

 

つまり、相手の状況によって勝敗が決まることもあるのです。なので勝敗に一喜一憂するよりも、自分の出せる最高のパフォーマンスを目指して、ベストを尽くせたかが大事です。心や体の状態によって、出せるパフォーマンスは違います。怪我で思うようにプレーできなくても、その中でベストを尽くす事ができるか。補欠で試合に出られなくても、自分にできることを探して成長し、チームに貢献するためベストを尽くす事ができるか。これを成功の定義にしたいんです。

 

 

 

 

「自分のベストを尽くすこと」を成功の定義にすると、どんな状況であっても「自分の才能や能力を活かせる方法はないか?」を探します。それは、自分が他人やチームの役に立てるという前提を受け入れていることでもあります。そして、自分が生きている時間を、無駄にせず積極的に生きる事でもあります。

 

 

MIND COREのやりたい事は、自分の才能や能力を最大限に活かす事をサポートしたいのです。

そのためのマインドとして、『結果』よりも『自分のベストを尽くすこと』を前提にしたいんですね。そうする事で、仮に競技から離れることになったとしても、メンタルコーチングで学んだ事が、進学や就職、大事なプレゼンなどの場面で、前を向きながら生きていくスキルとして活かされると考えています。

 

 

ここまで読んでいただき、少し共感できるなぁ〜と思っていただけたら続きをお読みください!!

 

自分と考え違うなぁと思うなら、こんな考えもあるんだなと参考程度に読んでいただけたら幸いです!

終わりを意識すること


 人生哲学を持っている人というのは、答えのない疑問に「自分なりの答えを持っている」人です。

 

 

例えば、

「私にとって成功とは何か?」「どんな選手がいい選手と思うか?」「私は、どんな選手になりたいか?」「私は、何のために競技をしているのか?」など、自分で問いを立て、自分なりの答えを出していく事がその人の哲学になっていきます。

 

 

その答えに正しい・間違いはなく、その人が人生で感じたこと、経験したこと、学んだこと、共感できることを自分の言葉で定義していく。導き出した答えに基づいて、思考や行動、言動が生まれ、人生が作られていきます。 心理学でいう信念(ビリーブ)に近い概念かもしれません。

 

 

ただ私が言ってるのは信念ほど深く、確信的なものではなく、確信するために検証が必要な目指すべき目的地というか、自分が進む方向性を決めると言ったもう少し浅い概念の方です。自分で答えを出しながら、実践して検証し、改善して腑に落ちるまで追及するというイメージです。

 

 

つまり、自分の才能や能力を最大限に活かしきるぞ!!と決めて生きていれば、「今、自分のできる事って何だろう?」、「自分の才能や強みって何?」「どうやったらそれを活かせる?」って思考が文脈として考えなくてはいけません。こんなふうに生きる!と決断することから、スタートだと思っています。

 

 

自分のベストを尽くして、全力を出せたと心から思うためには、今の現状から最後にどんな状態になっていたら、やりきったと私が思えるかを考えなくてはいけません。競技から離れるその日に、どんな状態でいるのが理想なのかを思い描くためにも、終わりを意識する事が重要なんです。

 

 

自分のベストを尽くすために重要な質問


では、具体的に終わりを意識して、自分のベストを尽くすために重要な質問をお伝えします。

リラックスできる静かな場所で、一人で深く考えられる時に試してみてください。

 

 

深く深呼吸を3回して、

体の力を抜き、目を閉じてイメージしてください。

 

 

「競技人生最後の時、あなたは全力で頑張ったと清々しい気持ちと達成感でいっぱいです。」

 

 

「今どこに居て、何を達成しましたか?」

 

 

 「周りに誰がいますか?」

 

 

「その人達とどんな会話をしていますか?」

 

 

実は、この会話がヒントになるかもしれません。人は人との絆の中でしか幸せを感じることはできません。

いくら自分一人で全てを達成したとしても、誰も喜んでくれなかったり、誰も共感してくれなかったら、幸せではありませんよね。

導いてくれた恩師、一緒に切磋琢磨した仲間、心の支えになってくれた親友や恋人、いつも応援してくれる祖父母や両親、兄弟など、自分が頑張ったことを喜んでくれて、祝福してくれる人達に感謝を伝えたい。応援してくれる人が感動できるプレーをしたい。

 

 

誰かを喜ばせたり、誰かを感動させたり、一緒に悲しんだり。

自分の夢を叶えることも重要ですが、何か一つでも人の役に立てた時、ここまで頑張って良かったーと思える人生になるのではないでしょうか。ゴールを達成した先に、あなたの周りの人にどんな影響を与えることができるでしょうか。大切な人達と最後にどんな会話をしているでしょうか。

 

 

自分だけでなく、自分の周りの人のことも考えを広げてみると、ベストを尽くす原動力が見つかるかもしれませんね!

では、いつも応援しています!頑張っていきましょう!

 

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