逆境の時に学ぶ成長するマインド


いつもお読みいただきありがとうございます。

MIND COREパーソナルコーチング

喜納将克(きな まさかつ)です。

 

このブログでは、アスリートのメンタルが向上する記事をお伝えしています。

 

 

読み進めることで、物事の捉え方が変わったり、何か気づきが生まれるヒントが生まれるかもしれません!一緒に学んでいきましょう!

 

 

今回のテーマは『逆境の時に学ぶ成長するマインドです。

 

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インターハイなどの大きな舞台では、精神的に追い込まれた心理状態で力を発揮しなくてはいけない難しさがあります。大きな舞台で力を発揮するには、自信と集中の2つが大切です。その2つを育てるための準備について、お伝えしています。最高の準備をするにはどうするかを一緒に考えていきましょう!

 

本ブログは、高い目標を持って挑戦している選手、インターハイで活躍したい選手に読んでいただきたい内容です。

 

 

※ブログの感想や質問をいただけると励みになります。皆様のコメントお持ちしております。

 

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大きな舞台で力を発揮するには?


  7月23日から四国総体2022が始まりますね!このブログを読んでくださる選手の中にも、夢のインターハイの舞台で活躍したいと願っている人はいらっしゃると思います。または、インターハイに出る夢を叶えられなかった人もいつか大舞台で活躍したいと願っているのではないでしょうか。

 

 

 大きな舞台で活躍して結果を残したいというのは、アスリートとしての目標の一つです。ただ、大きな舞台で力を発揮することは簡単ではありません。アスリートが一番力を発揮できる状態というのは、自信を持っていて、競技に集中している状態が最もパフォーマンスが高いです。

 

ということは、①自信を高める②集中力を上げるという2つのことをアスリートの方は、考えていかなくてはなりません。ただ、大舞台になるにつれて、プレッシャー、不安、恐怖、周りからの批判など、精神的に追い込まれる状況というのは多くなります。地区大会で活躍する程度ならあまり注目を浴びませんが、全国大会や世界大会では周りからの注目度と期待値が高いので、ミスが許されず、結果を残さなければいけないプレッシャーを感じやすくなります。

 

 

また、競技レベルも高くなっていきますので自分の自信を保つことが難しくなります。国内では無敵でも海外では負けることがあるのです。レベルの高い選手達の中にいると、周りと自分を比べてしまい劣等感を感じやすくなります。そして、試合前から相手との駆け引きがあったり、メディアやSNSでの評価や批判があったりなど、注意が分散されて競技に集中することも難しいのです。

 

 

 つまり、大舞台では精神的に追い込まれてしまう状況にあり、そんな状況で自信を持って、競技に集中しながら力を発揮することは、とても大変なことです。だからこそ、皆さんは自分に自信を持ちたい、集中力を上げたいと願っているのではないでしょうか?

 

 

 いつも伝えているように、精神的に追い込まれる状況でも涼しい顔で結果を出しているアスリートの方もいますが、そんな選手でも心の中でプレッシャーや不安・恐怖は感じています。それを感じないように感情に蓋をしているのではなく、感情を受け入れて、今できることに集中する思考へと切り替えるスピードがめちゃくちゃ早いんです。それを一瞬でやってしまうので、恐怖を感じる隙を与えない感じです。

 

 

例えば、大事なフリースローの場面での選手の心の中を考えてみると、

 

プレッシャーを感じて、「このシュート外したら嫌だな」「シュート失敗するかも」といったネガティブな感情が生まれる。

 

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自分が失敗が怖いことを認識する。

「失敗することは怖いことだよね」と感情を受け入れ、成功する可能性にも目を向ける。

 

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この困難を乗り越えた先の自分をイメージする。過去にも同じ状況を乗り越えてきた自分を思い出す。

「今、このシュートを決めたらチームに貢献できる」「試合に勝って、応援してくれる人達へ恩返しよう」

 

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「失敗するかもしれないけど成功することだけ考えて、今はフリースローを決めることに集中しよう!」

 

 

仮に、試合中このようなネガティブな考えが浮かんだとしても、こんなやり取りを一瞬でやっているので気持ちの切り替えが早いのです。だから、周りからは全然プレッシャーを感じていないかのようにプレーしているんです。今回の例は簡単に書きましたが精神的に追い込まれた時、人がとる行動は2つあります。自己防衛か、腹をくくって吹っ切れるかです。

 

 

どちらがいいかというと、腹をくくって吹っ切れる方がパフォーマンスが高いです。なぜなら、自己防衛は自分の弱さを認めたくない、自分が傷付きたくない、できない自分が許せないなど、弱い自分を受けれることができない矛盾を抱えるからです。腹をくくって吹っ切れる方は、自分の弱い部分も受け入れています。怖くて弱音を吐く自分、言い訳をする自分も私の一部だよねと色々な感情を持つ自分が居ていいと思っています。例え、チャレンジが失敗したとしても、挑戦できた自分の良い面を探して成長する事ができるでしょう。

 

 

このように感情はどんなことを感じてもいいけど、今取るべき行動のベストはこれだよね!とネガティブな感情と行動を切り離すことができたら、気持ちを早く切り替えて今やるべきことに集中することができるんです。そのためには、日頃から自分の弱さを受け入れていること、弱さに向き合っていることが大切です。

 

 

自信を育てるには、毎日の振り返りでネガティブな感情を受け入れて、自分を責めたり、否定せずに、「失敗するかも」から『成功するにはどうするか』へ思考を切り替えるプロセスが大事です。この切り替える練習を毎日の振り返りでたくさんやって欲しいのです。そして、集中力を高めるには、考え方を変える認知的アプローチに加え、呼吸法や音楽を聴いてリラックスするなどの身体的アプローチがあります。

 

 

 これらを身につけて、皆さんは大きな舞台で力を発揮できる選手になっていってください。もちろん、一番必要なのは大舞台でプレーする経験です。経験での学び(実践知)があれば、具体的なイメージが湧きやすく不安も減るでしょう。

 

自分のやってきた『準備』に誇りを持とう!


  私はメンタルコーチとして、試合や大会は今まで取り組んできた練習の成果を確認する場所と捉えています。つまり、練習でやっていないことは、大きな舞台でもできない。というスタンスです。

 

 

試合は知らない相手と対戦しますので、練習の様には上手くいきませんし、素早い状況把握からの決断する力、次のプレーを予測する力など、応用的なプレーが求められ、自分の予想を超えたことがたくさん起こります。この臨場感は試合や大会ならではですが、それを踏まえて試合の振り返りや練習を積み上げてきていると思いますので、『準備』をしてきたと考えることができます。

 

 

 アスリートのゴールは試合に勝つことですから、勝つために準備をし、その先の目的である自己成長につながる訳です。自分の勝ちパターンを分析し、自分の強みを伸ばし、自分の強みを発揮するための戦略と戦術を学び、目標達成やゴール達成のために必要な知識・技術・環境を整える。それを一生懸命やっていたら、試合での勝敗よりもこの試合にかけてきた自分の準備の過程に誇りを持てると思います。試合当日は最高の準備ができた自分に誇りを持ちながら試合に挑めるので、心が平和で自分ができる最高のパフォーマンスを発揮するだけに集中できます。

 

 

他人の記録を塗り替えるのは7割、8割の力でも可能だが、

自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ。

〜 イチロー 〜

 

 

MIND COREでは、この最高の準備をするためにコーチングというスキルを使ってサポートしているんですね。

 

小さなことを積み重ねて進んでいく


 大きな舞台で力を発揮するためには、自信と集中の2つが大事だとお伝えしてきました。ただ、大きな舞台になる程、精神的に追い込まれて、自信と集中を持ってプレーすることが難しくなります。だからこそ、毎日の練習から自分の感情に気づいていき、ネガティブな感情と行動を切り離して考える練習を重ねて欲しいと思います。自分のプライドを守るための自己防衛ではなく、自分の弱さを分かった上で挑戦するマインドを養ってください。

 

 

 そして、試合当日を最高の準備をして迎えられたと思えるような準備を目指してください!小さなことを積み重ねて少しずつ前に進んでいく感覚が大切だと思います。インターハイまで、残りわずかな期間ですが、皆様が自分のベストを尽くせることを願っております。

 

 

 

 

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静岡県浜松市で

スポーツメンタルコーチをしています

MIND COREの喜納将克です。

全てのアスリートが、

スポーツから学んでいるのは、

自己成長だと考えています。

 

そのために、

①自分を知る力

 

②目標設定の力

 

③逆境に負けない力

 

3つのSTEPを軸に

メンタルコーチングを行っております。

 

夢に向かって挑戦する為には、

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