想いを言語化する

いつもお読みいただきありがとうございます。

MIND COREパーソナルコーチング

喜納将克（きな　まさかつ）です。

このブログでは、アスリートのメンタルが向上する記事をお伝えしています。

読み進めることで、物事の捉え方が変わったり、何か気づきが生まれるヒントが生まれるかもしれません！一緒に学んでいきましょう！

今回のテーマは『想いを言語化する』です。

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目標を決める前に、自分の考えている事や感じている事を言語化できる力がアスリートには重要です。自分の中には、言葉にできていない思考や感情がたくさんあって、私達はそれをイメージという抽象的なもので考えています。思考や感情を掘り下げていくには、その抽象的なものを取り上げて、言葉にして具体的にしていく作業が必要です。ただ、その方法は誰も教えてくれません。だから、私が伝えようと思いました。ブログの最後には、MIND COREのセルフコーチングの動画も載せていますので、良かったらご活用ください！

本ブログは、目標が決めれない選手、考える選手を育てたい指導者や親御さんに読んでいただきたい内容です。

※ブログの感想や質問をいただけると励みになります。皆様のコメントお持ちしております。

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考えるとは何か？

先生や監督に、「頭で良く考えろ！」と言われた経験はありませんか？

私の場合は、昔の彼女に「全然考えてないね」と言われたところから、考えるって何？と深く考えるようになりました。彼女の場合は、「私の気持ちについて考えてない」という意味でしたが、多くの監督が要求する「考えろ！」は、

先を読んで準備しろ、

ゲームの流れ・周りの状況をみて今何すべきかを考えろ、

自分で課題を見つけて解決しろということかもしれません。

つまり「考えろ！」という意味にも、先を読んで動け、私の気持ちを考えて、周りが何をしようとしているかをくみ取れ、自分で問題を解決しろ、監督の言っている意味を考えろなど、色々な意味を含んで使っている場合があります。選手側の視点に立って見ると、指導者の言っている「考えろ！」がどんな目的で言っているのかを正確に捉える事が重要ですね。その前提を指導者と共有していないと、全く見当違いの答えが出てくるのです。

人の話が聴ける人というのは、その人がどんな意味で、「考えろ！」と言っているのかを前後の文脈から読み解ける人なんですね。こういった指導者と選手間のコミュニケーションのすれ違いは、日常生活の中でもたくさんあります。

だから、このブログを読んでいるあなたは、分かったふりをするのではなく、その人の意図を正確に捉えようというコミュニケーションをとってみてください！考えるとは、問いを立てて答えを出すことです。

問いを立てる前に、何について考えるかという前提が重要で、その前提が間違っていると答えも検討違いの答えが出てきます。だから、相手の意図を正確に捉える必要があるんですね！

さて、考えるとは何か？の私なりの答えですが、物事を色々な視点から見てみるという事です。

これが正しいという方法、世の中の常識だという習慣を違う視点から考えてみるという事です。

例えば、あるテーマについて考える時、「賛成 / 反対 / どちらでもない」という私の意見（結論）があります。「その根拠（理由）は、〇〇だからです。」といった根拠を伝えるために、色々な視点で物事を考えてみる必要があるわけです。ちょっと練習してみましょう！考えてみてください！

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テーマ１：ウクライナで起こっている戦争についてどう考えてますか？

テーマ２：ゴミを分別することについてどう考えてますか？

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テーマ１：戦争は賛成ですか？反対ですか？

意見（結論）「私は戦争に反対です」

理由（論拠）「なぜなら、全く罪のない民間人が殺されるのが心が痛みます。人にとって大切な家族や生まれ故郷を失うこと、命の安全を奪われることの悲しみは凄く大きいです。どんなことがあっても暴力は反対です。」

これは、私の意見ですが、その反対に戦争を正当化するロシアのプーチン大統領がいるわけです。ウクライナがNATOに加盟することが、ロシアにとって脅威でありNATOの思惑である。ロシアの安全を守るために戦争するしかなかった。というわけです。プーチン大統領の側にも意見があるのです。

この様に何か意見を言うには、その理由を考えなくてはいけません。考えるためには、自分の思考を整理したり、感じていることを言語化しないと考えることができないんです。

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テーマ2：ゴミの分別は賛成ですか？反対ですか？

意見（結論）「私は、ゴミの分別に賛成です」

理由（論拠）「地球の環境を良く保とうと考えた時に、無駄なゴミを減らして再利用する方がいいと思うからです。今がよければそれでいいと言う考えには反対です。ゴミの分別は、未来の子ども達への思いやりだと思います。」

私の意見の他に、「ゴミの分別はどちらでもない」という意見もあるでしょう。地球環境が悪くなるのが、ゴミの分別で防げるのか分からないし、ゴミの分別をするより、必要か・不必要かをもっと考えて物を買う方がいいと感じています。と言った意見もあるでしょう。

大切なことは、誰の意見が正しい＆間違っているではなく、相手の意見を尊重しながら、自分は何を理由にこの意見にしたかと言う自分なりの答えを持つことです。そして、色々な考え方があると受け入れることが最も重要だと思います。

目標は言語化する力が必要

ちょっと前置きが長くなりましたが、自分の中の思考や感情を整理して、自分なりの意見を持つには言語化することが必要です。頭の中だけで考えているだけでは、不十分なんです！

なぜなら、頭の中で考えているのはイメージで考えているからです。私たちには、言葉にできていない思考や感情がたくさん隠れています。その抽象的なイメージをより具体的に言葉にして、紙に書き出し、色々な視点から考えることで細かいところまで理解できる様になります。

スポーツメンタルコーチングでは、自分が本当に叶えたい目標を設定していきますが、自分の気持ちを振り返ったことがない人は、自分の思考や感情を言葉にする事が苦手です。だから、まずは練習をする必要があるんですね。

いきなり目標設定するのではなく、自分の思考や感情を言葉にする練習から入るんです。そうするだけで、あなたが言葉にできていない本当の想い、気づいていない新しい視点をみつけることができます。

ただ、自分の気持ちを振り返る方法なんて誰も教えてくれません。

私も、自分の感情を言葉にするのが苦手な一人でした。だからこそ、苦労しましたし、どういったステップを踏めばいいかを一生懸命考えてきました。

誰も教えてくれない事なので、だったら私が伝えようと思い、今回2回に分けて動画を作成しました。

その1回目の動画をアップしていますので、良かったらご覧ください！自分の感情を深掘りする方法を一生懸命お伝えしています。

自分の感情に向き合った先に、本当の目標がある

自分の感情にとことん向き合った先に、「本当はどうしたい？」という考えが出てきます。それがあなたの本当の目標になります。私もとことん自分の感情と向き合ってきました。

だからこそ、起業という難しい道を選択しました。

まだまだ道半ばですが、挑戦を続けながら皆様の成長を手助けできるスポーツメンタルコーチとして頑張っていきます！

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このブログを読んでくださった皆様に、先行でお伝えしますね！

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