成長のためにリスクを取りに行く時の注意点


いつもお読みいただきありがとうございます。

静岡県浜松市でスポーツメンタルコーチをしています喜納将克です。

このブログでは、アスリートのメンタルが向上する記事をお伝えしています。

 

 

読み進めることで、物事の捉え方が変わったり、何か気づきが生まれるヒントが生まれるかもしれません!

是非一緒に学んでいきましょう!

 

 

前回の記事で、「成長のためには挑戦が必要で、挑戦することはリスクを取りに行くことだ」とお伝えしました。リスクを取りに行く際、頭で考えている恐怖と事実は違うことがあるので区別するべきだともお話ししました。

 

 

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ご興味があれば、前回のブログからお読みください

👇

●完璧じゃなくてもいいから前進しよう

 

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今回は、「リスクを取りに行く際に大事なこと」を5つお伝えします。

 

 

 

  1. 失敗やミスをしても、自分の人格全てを否定しない
  2. 反省ではなく、改善を!!
  3. 自分の強みを活かせる場所で勝負する
  4. 自分を応援してくれる仲間を大切にする
  5. チームメイトは敵ではなく、『成長させてくれる存在』

 

以上の5つを順番に説明していきます!

それでは、行きましょう!

1.失敗やミスをしても、自分の人格全てを否定しない

リスクを取りに行くことで、失敗やミスが起こることも想定されます。そんな時、皆さんはどう考えていますか?

失敗やミスをした時に、他人や周りの状況が悪かったと自分の外に原因を探すのでは、自己成長にはつながりません。やはり、失敗やミスを受け入れて、自分の中に原因を探しに行く方が賢明です。

 

なぜなら、アスリートとして重要な考え方は「自分でコントロールできること」に集中することだからです。

他人や周りの状況は、自分ではコントロールできない要因です。そこに対して、不満を言ったり、落ち込んでいても、状況は何も好転していきません。それより、小さいことかもしれませんが、「自分が今できること」に集中して、1歩1歩前に進むことで状況は好転していくんです。

 

そして、失敗の原因を自分の中に探しにいく際に注意して欲しいのが、自分の人格全てを否定しないことです。「失敗したのは、私がダメな人間だからだ」「大事な場面でミスをしたのは、日頃のだらしない性格が原因だ」など、自分の性格や人格を否定することは、自分の自尊心を傷つける行為です。自尊心が傷つけられると前を向いて頑張ることができません。失敗したあなたに必要な言葉とは、「失敗しても大丈夫だよ!よくチャレンジしたじゃん!」「他の方法を探そうよ!」「次に切り替えて、準備していこう!」などのような、励ましてくれ元気が出る言葉です。失敗することが悪いことではありません。自尊心を傷つけないように気をつけてくださいね!

 

2.反省ではなく、改善を!!

昔の私は、失敗やミスを振り返る時に「なぜ?」を5回繰り返すと原因がよく分かるとTOYOTAさんのことが書かれた本で学び、それを愚直に信じて「なぜ?」を繰り返していました。そしたらどうなったと思います?

 

「なぜ?」を繰り返すたびに自分の出来ていないところ、自分のダメなところに焦点がいきドンドン自信を失っていきました。俺の人生はこんなはずじゃないと思いたいけど、原因を深掘りするとダメな自分を見せられて気分が落ち込んでいきました。そんな時にコーチングに出会ったんです。コーチングは質問を大事にします。思考を上手く使うには、質問力が大事なんです。

 

 

コーチングでは、「なぜ?(WHY)」も使いますが、「どうしたら?(HOW)」を重視します。

 

 

「問題が起こったのはなぜ?」と原因を探すよりも、「問題を起こさず上手くいくには、どうしたらいい?」と対策に目を向けて欲しいのです。レジリエンスの高い選手は、次の手を複数考えています。これが上手くいかなければ、次はこれ。次はこれ。

次の手を持っているので、気持ちに余裕が生まれ、気持ちの切り替えも早いのです。

ですから、あなたも「なぜ?」の反省ではなく、「どうしたら?」の改善をして、次の手を複数考えてみましょう!きっと、あなたみにもできる方法が見つかるはずです!

 

3.自分の強みを活かせる場所で勝負する

よくありがちですが、失敗で原因を探して、その原因に対してアプローチする。その原因は、自分に足りていない能力なので、自分が苦手で弱い場合もある。相手が得意な土俵で勝負しても、勝ち目はないのです。あなたが結果を出すためには、あなたの得意なこと、強みを知ることです。「自分の強みは何なのか?」を常に考えている選手が、結果を残していきます。

 

自分が好きで得意なことが活かせる方法、強みを発揮できる土俵で勝負してください!

 

4.自分を応援してくれる仲間を大切にする

レジリエンスを高める要素として、人との繋がりがあります。例え、どんなに苦しくても、自分のことを大事にしてくれ、受け入れて、愛してくれる人の存在がいたら、その人たちの為に頑張ることが出来ます。

 

アスリートの方は、見えていないたくさんの方のサポートを受けていることを忘れないでください。食事や日常生活の全てをサポートしてくれる両親や兄弟、あなたの頑張りを心から応援してくれる友達・恋人、いつも気にかけて声をかけてくれるトレーナー&コーチ、試合の時にバスで送迎してくれる運転手のおじさんなど、その方達との関係性が深くなれば、なるほどあなたのレジリエンスは高くなっていきます。

 

自分を応援してくれる人たちの存在に、感謝できるアスリートでいてください。そして、感謝の気持ちがレジリエンスの根幹です。

 

5.チームメイトは敵ではなく『成長させてくれる存在』

学生時代の私は、レジュラーを争っていたチームメイトのことを心の何処かで敵だと思っていました。こいつに勝って、レギュラーを勝ち取らなくてはと、心の底でメラメラ闘争心を燃やしておりました。昔はその方がアスリートとして正解だとも考えていました。でも、チームメイトのことを敵だと思っていると仲間へのリスペクト(尊重)がなくなっていきます。

 

チームメイトが困っていても、失敗しても、上手くいかないことがあっても「心の中で良かった」と思っている自分は好きですか?このチームメイトのために頑張ろうという気持ちになりますか?

本物のアスリートは、ラグビーのノーサイド精神のように試合や練習が終わったら、お互いの健闘を讃えられる心の広い人です。

チームメイトやライバルは、敵ではなく『自分を成長させてくれる存在』なのです。

 

自分にはない良い部分をたくさん持っているチームメイトは、自分の能力を高めてくれる素敵な存在です。その存在にリスペクトしながら、いい人間関係を築いていってください。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また、皆さんのお役に立てる記事を書いていきますので、楽しみにお待ちください。

 

関連のあるブログもリンクを貼っておきますので、合わせてご覧ください!

 

【関連ブログ】

●自分の強みに気づいていますか?

●毎日の練習で振り返ることが、苦手なあなたへ

●自分の殻を破るとは?


いつもご覧いただきありがとうございます。

 

静岡県浜松市で

スポーツメンタルコーチをしています

MIND COREの喜納将克です。

全てのアスリートが、

スポーツから学んでいるのは、

自己成長だと考えています。

 

そのために、

①自分を知る力

 

②目標設定の力

 

③逆境に負けない力

 

3つのSTEPを軸に

メンタルコーチングを行っております。

 

夢に向かって挑戦する為には、

逆境に負けない力(レジリエンス)が重要です。

今、逆境で悩んでいる方、

これから勇気を持って

1歩踏み出したい方には

ピッタリのコーチングです。

 

あなたにしかできない挑戦を

サポートさせて頂きます。

 

 

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