皆さん、こんにちは!
静岡県浜松市でスポーツメンタルコーチをしています喜納将克です。
このブログでは、アスリートのメンタルが向上する記事をお伝えしています。
読み進めることで、物事の捉え方が変わったり、何か気づきが生まれるヒントが生まれるかもしれません!
是非一緒に学んでいきましょう!
今回は、「自信がない」の正体についてお伝えします。
では、まず自信の正体は何かというと、「私にはやれる!」という自己評価です。これを心理学では、自己効力感といいます。自信を持っている人は、この自己効力感が高いんですね。自信の根拠となる過去の成功体験から、「私にはできる!」という学習をしてきたんです。
その成功体験は、他者と比較して「できた」体験と、逆境を乗り越えた体験のように自分の能力で目標達成した体験の2つがあります。
例えば、前者の例で言うと、マラソン大会で、クラスの皆んなが苦しそうに坂道を走っているのを横目に、自分は軽々坂道を上り、クラスメイトをごぼう抜きした経験があると、私はマラソンが得意なんだ!マラソンなら、他人よりもできるんだと学習します。
また、数学の授業で皆んなが答えられない問題を、自分一人だけ手をあげて答え、先生に褒められた経験があると、私は他人よりも数学が得意なんだと学習します。
このように、周囲の人と比較して優秀だったり、得意だったり、褒められたりした成功体験が、嬉しいというポジティブな感情と結びついて記憶され、私には「できる」という自己評価につながります。だから、皆さんは他人と比較して、自分が秀でている能力はどこなのかを必死に探すわけです。それが自信であると思っているからです。
しかし、周囲の人と比較して秀でた能力のない人は、自信が持てないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
周囲の人と比べなくても、自分が成長できた瞬間だったり、困難や逆境を乗り越えた瞬間だったり、「自分ならできる!」と覚悟を決めて取り組んだ課題を克服して、結果がついてきた時は、すごく自信になりますよね!
ヒトには大小ありますが、そのような経験を必ず持っています。成長していない人は、この世に一人もいないのです。
この【成長にフォーカスする】ことができたら、困難や逆境は、自分の能力を引き上げてくれる感謝すべきものに変わります。逆境を乗り越えるごとに、「こんな自分でもできたぞ!」と自信が深まり、確信に変わります。失敗しても、成長の材料を探して、次の行動につなげられるので、モチベーションがなくなることもありません。
私が、自己成長やレジリエンスを軸にアスリートの支援をしているのには、この成長にフォーカスした目標を持って、努力して欲しいからです。夢や目標を達成する時には、自分の能力を超えて成長しなくてはいけなかったり、できないことをできるようにする挑戦が必要なので、自信がなくて当たり前なんです。
夢や目標を達成するには、できるか自信がないけど、できるまで挑戦し続けるというメンタルの方が重要です。本当の自信とは、他人と比較した過去の成功体験に基づく自信ではなく、「自分ならこの難しい状況も乗り越えられる」といった将来への希望や困難を乗り越えていけるという自己評価なんです。
自信がないという正体は、恐怖や不安の現れです。
失敗したくない、恥をかきたくない、怒られたくない、責められたくない、完璧でなくては嫌だ、
そんな気持ちが、心の根っこに隠れているんです。
全てにおいて自信を持つ必要はありません。完璧でない君の方が素敵です。今、目の前にある困難も、あなたを高めてくれるきっかけでしかありません。たくさん失敗しても、最後に成功すればいいんです。大切なのは、挑戦し、経験して、成長すること。
人としての幅と深みを増すことです。
今ある困難をどう乗り越えていけるかが、人生の醍醐味だと信じています!
<関連ブログ>
=======================
いつもご覧いただきありがとうございます。
静岡県浜松市で
スポーツメンタルコーチをしています
MIND COREの喜納将克です。
全てのアスリートが、
スポーツから学んでいるのは、
自己成長だと考えています。
そのために、
①自分を知る力
②目標設定の力
③逆境に負けない力
3つのSTEPを軸に
メンタルコーチングを行っております。
夢に向かって挑戦する為には、
逆境に負けない力(レジリエンス)が重要です。
今、逆境で悩んでいる方、
これから勇気を持って
1歩踏み出したい方には
ピッタリのコーチングです。
あなたにしかできない挑戦を
サポートさせて頂きます。
お申し込みは、
メールにてお申し込みください。
↓ ↓ ↓ ↓
=======================
MIND COREパーソナルコーチング
喜納将克
営業日:木曜日 13:00~17:00
日曜日 9:00~17:00
コメントをお書きください