いつもご覧いただきありがとうございます。
静岡県浜松市でスポーツメンタルコーチをしています喜納将克です。
今回は、レジリエンスの土台となるものについてお話しします。
レジリエンスの高い選手の特徴としましては、失敗しても失敗から学んで成長する、落ち込んでも気持ちの切換えがはやい、自分の可能性を信じている、自分に自信があるなど、ネガティブな状況をポジティブに捉える能力にたけています。
もう少し細かくいうと、ネガティブな状況からポジティブなことを探す能力が高いんです。
スポーツをしているアスリートの方であれば、自分自身もこのようにポジティブに捉えられる性格になりたいと一度は思ったことがるのではないでしょうか?どうしてそう感じるのかというと、ネガティブよりもポジティブに捉えられた方がパフォーマンスが上がることを潜在的に知っているからだと思います。
スポーツ心理学の本を読んだことがある方はご存知かと思いますが、人がポジティブな感情の時は、脳の中にドーパミンというホルモンが分泌されていて、ドーパミンは大脳辺縁系(だいのうへんえんけい:人の感情に関わる脳領域)に働きかけ、楽しい、嬉しい、幸せ、ワクワクするというポジティブな気持ちが増えてきます。人は、不安や恐怖を感じている時よりも、楽しい、ワクワクするという心の状態の方がパフォーマンスが高いんですね。皆さんも、経験的にそれは感じるんではないでしょうか?
緊張している試合を想像してみてください。
緊張して全身の筋肉が硬直して、呼吸が浅く、過呼吸となり、手足が震えた身体の状態より、試合楽しみだなぁ、ワクワクするなと適度に身体の緊張が抜けてリラックスし、呼吸も深く、十分に酸素を身体の中に取り込めている時の方がパフォーマンスが高い傾向にあるのではないでしょうか?
皆さんは、自分自身もレジリエンスの高い選手になりたいと思っていても、これは生まれ持った性格だから変わらないと思っていませんか?実は、レジリエンスは性格ではなく、メタ認知という思考の癖なので鍛えることができるんです。
つまり、誰しもがレジリエンスの高い選手になれるということです。
自分に自信があって、自分の可能性を信じられるレジリエンスの高い選手になるには、あなたの思考、感情、行動の癖に気づく力が重要になってきます。一歩引いて、高い視点から自分を客観的に見る心の視点が大切なのです。
なぜかというと、レジリエンスの低い選手は失敗したり、上手くいかない状況になると、本人は無意識ですが自動思考といって、自分を否定したり、責めたりする考え方をしてしまいます。すると、自分の自己肯定感が下がり、「自分なんてダメだ、私には価値がない」と劣等感に襲われ、自信をどんどん無くしてしまいます。
この自己肯定感こそが、自分の可能性を信じ、自信を持つことができるレジリエンスの土台です。
レジリエンスの低い選手というのは、自己肯定感を下げてしまう思考を無意識にやっているのです。
この自分を否定したり、責めてしまう思考の癖に気づくことができないと、レジリエンスを高めることができません。
自己肯定感を上げるよりも、下げてしまう思考の癖を治すことが重要なんです。
相手と戦う前に、まず自分自身と戦わない心の状態を作ることを目指しましょう。
自分を否定することなく、自分を励ませる力を伸ばしてください。自分の思考、感情、行動を一歩引いた視点から見つめて、あなたの本当の想いに気づいたり、ネガティブな状況の中からポジティブな側面を見つける練習をしていきましょう。
初めは、無理矢理にでも探してください。
続けていくうちに、必ずあなたの中に少しずつ変化が出てきますから!
いつもご覧いただきありがとうございます。
静岡県浜松市で
スポーツメンタルコーチをしています
MIND COREの喜納将克です。
全てのアスリートが、
スポーツから学んでいるのは、
自己成長だと考えています。
そのために、
①自分を知る力
②目標設定の力
③逆境に負けない力
3つのSTEPを軸に
メンタルコーチングを行っております。
夢に向かって挑戦する為には、
逆境に負けない力(レジリエンス)が重要です。
今、逆境で悩んでいる方、
これから勇気を持って
1歩踏み出したい方には
ピッタリのコーチングです。
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