失敗をするのは、
誰もが怖いものです。
それが大きな舞台に
なればなるほど、
怖さも増していきます。
先日、
3回のスポーツメンタルコーチングを
受けていただいた
体操をやっている
高校生の女の子もそうでした。
彼女は真面目で
体操に一生懸命
向き合っていたからこそ、
本番で力を発揮できない自分に
嫌気がさしていました。
本当は笑顔で演技したいのに
心から笑って演技することが
できませんでした。
失敗を振り返ることは
決して悪いことではありません。
それを分析して、
自分の補強するポイントを見つけたり、
次につながるヒントを、
失敗の中から探していく必要があります。
しかし、
失敗の原因を分析し、
自分の劣っている点に着目し、
失敗した自分を責め、
パフォーマンスを下げることは、
アスリートとして得策ではありません。
そこで、
私達は演技中は
あることに集中し、
失敗したことから離れて、
次の演技に集中することから
初めていきました。
本番中は
失敗を振り返らない。
「今、ここ」に集中して、
次の演技に切り替えることを
意識して取り組みました。
すると、
彼女の中で少しの変化が見られたんです。
東海大会での試合直前のアップの際に、
肩を負傷してしまったんです。
いつもであれば不安がよぎり、
次の演技にも影響していたのですが、
今回は、
「今、やるべきこと」に意識を集中し、
気持ちを切り替えて、
残りの演技をノーミスで終えることができました。
彼女の中でも少し、
変わるきっかけを掴んだようでした。
体操は、Eスコアという
演技の美しさを減点方式で
採点していく競技なので、
ミスをしないという
プレッシャーに負けないメンタルが
必要な競技です。
でも、
競技の本質は
「自分のイメージ通りに体を動かす」
ことです。
それが、
失敗を恐れすぎるあまり、
体の筋肉を硬くさせ、
呼吸も浅くなり、
十分な酸素が送られなければ、
本来のパフォーマンスを
発揮することはできません。
演技も小さくなり、
勢いが減り、
踏切りのタイミングがずれ、
自分のイメージ通りの動きが全くできないのでは、
アスリートとして本望ではありません。
まずは、
自分のメンタルを整え、
何があっても切り替えられる力を
身につける必要があります。
レジリエンスの高い選手というのは、
この切り替える力が高い選手です。
レジリエンスは、
誰もが備えている力で、
誰もが伸ばすことのできる力です。
レジリエンスについて、
一緒に学んでいきましょう!!
いつもご覧いただきありがとうございます。
静岡県浜松市で
スポーツメンタルコーチをしています
MIND COREの喜納将克です。
全てのアスリートが、
スポーツから学んでいるのは、
自己成長だと考えています。
そのために、
①自分を知る力
②目標設定の力
③逆境に負けない力
3つのSTEPを軸に
メンタルコーチングを行っております。
夢に向かって挑戦する為には、
逆境に負けない力(レジリエンス)が重要です。
今、逆境で悩んでいる方、
これから勇気を持って
1歩踏み出したい方には
ピッタリのコーチングです。
あなたにしかできない挑戦を
サポートさせて頂きます。
お申し込みは、
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MIND COREパーソナルコーチング
喜納将克
営業日:木曜日 13:00〜17:00
日曜日 9:00~17:00
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