奇跡は待つのではなく、
奇跡を起こしにいく。
私はそう思っています。
高校生の頃、自分の人生を
一変するような奇跡が
自分にも起こらないかなぁと
思って生活していました。
数日の間に
自分の人生が
劇的に変化する宝くじでも
当たったような体験をして
みたかったんです。
しかし、
どんなに願っていても、
待っているだけでは、
奇跡は起こりませんでした。
私はプロサッカー選手を
夢見ていましたが、
試合には出場できない
控え選手でした。
そんな選手が一夜にして、
活躍して結果を出し、
全国大会で活躍して、
Jリーグにスカウトされる
という奇跡は起こらないわけです。
自分でも頭では
分かっていて、
どこか夢を諦めていた訳です。
毎日、毎日、
努力を積み重ねても
試合に出る事ができない。
そこでつまずいている
自分が情けなく
感じていました。
今思い返してみると、
体作りやチーム戦術の理解、
仲間とのコミュニケーション、
自分の強みを伸ばすなど、
まだまだやれることは
たくさんありましたが、
その時は、
視野が狭くなっていて
考える事を諦めていたんです。
視野が
狭くなっていた原因には、
自分の力を周りに
認めさせたいという
悪いプライドがありました。
私たちは、
自分で見えている範囲は、
ごく一部であり、
見えていない範囲が膨大に
あるということを
知らなくてはいけません。
例えるなら、
真っ暗な部屋の中を
懐中電灯を持って、
探索していたら、
急に、
パッと灯りがついて
部屋の全体を照らされて、
自分が思っていた
部屋の雰囲気と
全く違っていたという気づきです。
壁紙やカーテンの色、
家具や雑貨など、
知らなかったことが
膨大にあるのです。
視野が広がると
自分が見えていなかった
部分がたくさんあることに
気づきます。
一夜にして変わる奇跡
というのは、
自分の視野が広がったり、
価値観が変わることで、
自分が世の中をみる目が
変わる事なのかもしれませんね。
外側に奇跡を求めるよりも、
自分の内側に奇跡を起こすことが、
結果として、
外側に奇跡を起こすんです。
あなたの人生で
自分の内側に奇跡を起こせるのは、
あなたしかいません。
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